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秘恋5題:もやもや(IC21/蛭魔)
※IC21/with.蛭魔妖一/サイトの拍手ログ(07'0821~08'0809)
お題配布元≫capriccio様

 
【04:もやもや】





本当なら、側にいるだけでいいのに。



「蛭魔、何だかご機嫌ナナメ?」

覗き込んでくる、誰が見ても美人だと言い放つ顔。
惚気でも何でもいいが、俺だって正直そう思う。
通った鼻筋に、猫のような瞳。
艶のある藍色の髪と清潔感のあるシャンプーの微かな香り。
綺麗な声を紡ぐ薄い唇も何もかも、男が寄って来る要素ばかりだ。

「…誰のせいだ」
「え?何?」
「別に」

小さな悪態は辛うじて聞こえていなかったのをいいことにして。
俺はまた、頭の中で毒を吐いた。
俺が苛つく理由なんてテメェだけだろう、と。

「蛭魔が機嫌悪いと私も気分悪いんだけど」
「上手くかけたつもりか、それ」
「そこじゃなくて、」
「お前、嫉妬とかするか」
「は?」

猫目を見開いて俺を見やがる。
アレだ、猫が驚いて瞳孔開いてる、そんな感じ。

「…なんで?」

今度は怪訝な顔して質問を質問で返してきやがった。
確かに俺の言葉の語尾に疑問符は付いてなかったかもしれねぇがそこで聞き返すのか。
俺がさっきの言葉を口に出すのにどれだけ躊躇したと思ってる。

「俺は嫉妬するから」



言ってみれば、まだ心はガキのままなんだと思う。
今まで恋愛には興味が無かったし、それに関して長けていないのは分かっていたけれど。
身体は確かに成長しているのに、心はガキそのままだ。
コイツを信用していない訳ではないし、お互いの信頼関係は成り立っていると思うのに、心がコイツを欲しがって仕方ないのだ。

本当なら、側にいるだけでいいのに。

いきなり抱き締めたい衝動に駆られたり、キスしたいと思ったり、ずっと、ずっと閉じ込めておきたい、なんて。
心ばかりが、ガキだ。



「私もするよ」

薄い唇が、少し弧を描く。
ああ、こんな時でもその唇に触れたいと思う俺は相当ガキで、重傷だ。

「でも私は蛭魔のものでしょ?」
「…、テメェ束縛されんの嫌がるくせに、」
「束縛と所有は違うのよ」
「じゃあ俺はテメェのモンか」
「私は蛭魔を所有しなくてもいいの、私が蛭魔のものならいくら嫉妬しても安心するわ」

唇が触れ合ってしまいそうなほど、美しいと謡われる顔が目の前にある。



「だって絶対に手放したりしないでしょう?」



薄い唇を塞いだ。
俺は本当に独占欲に塗れてる幸せな糞ガキだ。



end.





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身体ばかりが大人で、心ばかりがガキな蛭魔が少しだけ甘える話を書きたかった筈なのだが、あんまりもやもやしてないような。固定ヒロインのビジュアルが決まった頃でした。

 
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